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篠栗ハイキング

休日の今日、「篠栗春らんまんハイキング」に参加した。

歩き始めてしばらくすると山地に入るが、なおもアスファルト舗装の道が続く。米の山は頂上まで車道が続いている山なのだ。しかし途中からコースは歩 道に入る。晩春の新緑の山で色々な鳥の鳴き声が聞こえる。しかし鳥の種類が分かるのはウグイスだけだ。こんなとき鳥の鳴き声を聞き分けられたらどんなに楽 しいことだろう。

米の山は隣の若杉山とともに杉の多い山だ。途中名前のついた杉の巨木に何本か出会う。「綾杉」もその一つだ。神功皇后がこの山の杉を手折り香椎宮に植えたものが綾杉でその杉を分けて再びこの山に植えたことから「分け杉山」と呼んだという。それが後に「若杉山」となったとされている。(以前このブログで書いたことがあるが、福岡県は神功伝説の宝庫だが、若杉山周辺にも神功伝説が幾つかある。)

そしてこの山の最大の杉が「大和の大杉」 だ。私は今日まで実はこの杉の存在を知らなかった。今日はじめてこの杉を目にしたとき感嘆の声を上げそうになった。それほどの存在感を持つ杉だ。幹回り 16.15メートル・樹高40メートル。幹は何本かに分岐している。私はかなりのペースでここまでノンストップで登ってきていたが、この杉の前では数分間 佇み、巨樹のパワーを全身で受け止めていた。ところで、この杉の”発見”はそれほど古いことではない。2000年に「トウダの二又杉」 が林野庁により「森の巨人100選」に選出されたとき、地元住民から「もっと大きな杉がある」という声が役場に寄せられ、調査したところこの杉が発見され たということだ。「大和の大杉」という名前は、まだ成長中のこの杉が将来日本一の杉になって欲しいという願いが込められたものだという。福岡市民にさえほ とんど知られていないこの杉だが、全国民に知られていい巨木だと思う。

「大和の大杉」を過ぎると、ほどなくして車道に出てしばらく歩くと米の山の頂上だ。地元の住民や中学生が”しし鍋”を準備して迎えてくれた。頂上からの展望はすばらしいものだった。食事を終えてしばらく眺望を楽しんだ後、再びもと来たコースを引き返す。

いい休日になった。 

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