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お正月が来た

「お正月」がやってきた。

子供の頃、「お正月」はなんだか分からないけど、
ウキウキと心がはずんだ。

「お正月」という唱歌の歌詞は次のようだった。

もういくつねるとお正月
お正月には凧あげて こまをまわして遊びましょう
はやく、来い来い、お正月

この歌には、「お正月」を待ちわびる子供の気持ちが
よく現れている。子供たちがそれほど待ちわび楽しみにした
のは、「お正月」が「特別な日」だったからだろう。
1年が終わり、新しい年がやってくる。
そのとき人々の心は改まり粛然とした。
「お正月」の日々は商店も全て閉まり、道路は
車もほとんど通らなかった。

ところが、いつの頃だったか元日も休まず営業する
「コンビニエンスストア」なる業態が出現する。
更には「ダイエー」が元日からの営業を始めたのを
機に多くの商店が元日営業をするようになった。
それに合わせて人々は元日から買い物をする。
街は「お正月」も人であふれている。

これで旧年と新年の境がなくなった。
「お正月」が特別な日ではなくなってしまった。

コンビニやダイエーが行ったことは、
以前から始まっていた「お正月が普通の日になる」
という変化を完成したに過ぎないのかもしれない。

しかし、人々が精神をリセットして生きていくためには
「お正月」のような特別の日が必要なのではないか。
それがなくなったために人々は古い垢を落とすこともなく、
ダラダラとメリハリなく生きるようになってしまったのではないか。

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