« ツボカビ症 | トップページ | 東国原 »

古謝 美佐子

古謝美佐子のコンサートに行ってきた。

彼女のコンサートに行くのはこれで4回目である。夫でキーボード担当の佐原一哉と夫婦漫才のような掛け合いを交えながら進行した。彼女の歌は太くうねるような響きを持つ。地声の強さが印象的だ。

今回のコンサートでは、「南洋数え歌」や「黒い雨」のような戦争にまつわる曲を多く取り入れていた。また語りの中でも戦争や沖縄の基地について取り上げていた。彼女はこれまでこうしたことをコンサートで語ることはなかった。孫を持つ年齢になり、また沖縄の近年の状況に危機感を抱くようになったということのようだ。

また「竹田の子守唄」、「五木の子守唄」といった子守唄のメドレーも心に響いた。「竹田の子守唄」は70年前後のフォークソングの時代には良く歌われていたが、最近は放送されることがなくなっていた。佐原一哉の話によるとこの歌は被差別部落で歌われてきたために、放送局が自主規制するようになったということである。この曲がこんな理由で人々に知られなくなることは、愚かなことであり残念なことである。

終わり近くに名曲「童神(わらびがみ)」が歌われた。古謝美佐子が孫のための子守唄として作曲した曲である。強くやさしい彼女の歌は心と体の中心部を振るわせてくれた。

【関連リンク】
赤い鳥 名曲 竹田の子守唄(曲が聴けます。)

|

« ツボカビ症 | トップページ | 東国原 »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/185149/5158808

この記事へのトラックバック一覧です: 古謝 美佐子:

« ツボカビ症 | トップページ | 東国原 »